建設業の集客方法を徹底解説!
- 仕事の依頼を増やしたい...
- 集客・マーケティング方法がわからない...
- 下請けから元請けになりたい...
- ホームページやネットに関して疎い...
- 集客・経営で相談相手がいない...
建設業・建築業界の方で集客方法がわからないと上記のような悩みでお困りの担当者も多くいらっしゃると思います。
建設業の集客として昔は、新聞の折込チラシやDM、訪問営業、紹介などで集客を行うことが主流でした。
現在はパソコンやスマートフォンの普及により、インターネットを使用して情報を集めて依頼することも多くなりました。
しかし、過去に比べてインターネットの普及や競合会社の増加により、他の会社に埋もれてしまい、どのようにネット上で対策すれば良いのかわからず、直接の依頼がなかなか増えない為、多くの建設業は、大手の下請けに回ってしまい、利益が伸び悩んでいる担当者の方も多数いらっしゃいます。
今回は集客に関してどうすればいいのか分からないと悩まれている建設業・建築業界に対して、それぞれの集客方法のメリット・デメリットをまとめましたので解説していきます。
ポータルサイト・見積もりサイト
特徴
多数の建設会社が掲載されているサイトに登録をし、掲載してもらう集客方法。
ポータルサイトの「ポータル」には「入り口」といった意味があり、最初のお問い合わせとしてお客様からのご相談が頂きやすいサイトになります。
見積サイトも同様に「入り口」として複数の建設会社に対して見積を依頼することができます。
どちらも建設会社を探している方が工事の相談、依頼するために見られることが多い反面、競合が多ければ多いほど、他社様との差別化やブランディングができるかが勝負となります。
また、ポータルサイトも見積サイトも複数の建設会社に工事の見積りや相談ができる為、費用を比較したいとお考えのお客様からの問い合わせが多いのも特徴です。
無料で掲載できるポータルサイトもある為、認知度を上げるためにも登録することをおすすめします。
メリット
- 求めている方に見てもらえるので問い合わせに結びつきやすい
- 一度に複数の業者が見ることができるので探す手間が省ける
- 複数の業者から情報を得られる
- 相場や価格を比較しやすい
デメリット
- 莫大な量のポータルサイトがある
- 掲載されている建設業と比較される
- 相見積もりをとられるので単価が下がる
ホームページ制作
特徴
Web上に自社の看板となるホームページを制作し、見てもらうことにより、興味を持ってもらい、お問い合わせにつなげる集客方法。
今ではインターネットの普及により、どの建設会社でもホームページを持つのが当たり前の時代になりました。
ホームページはお問い合わせにつながる集客方法の一つですが、お客様からの信頼を得る方法の一つでもあり、会社の強みやコンセプトなどの様々な情報を制限なくお客様に届けることができます。
例えば、実際に検索されている「エリア 建設」「エリア 建設 ○○」などのようなキーワードに応じてGoogleやYahooの検索結果の上位表示させるSEO対策(検索エンジン最適化)をおこなうことで、お客様に情報を届けることができます。
またホームページからのお問い合わせは、上記のキーワードのように建設業をお探しで工事の依頼をしたいというお客様からのお問い合わせになるため、ニーズがないお客様にあたることも少なく、ご契約につながりやすいのも特徴です。
ホームページを制作し、ブログやコンテンツを継続的に更新を行い、SEO対策をしてしまえば、365日間、継続的にお客様にアプローチを続けてくれ、お問い合わせや見積もり、相談を受け付けてくれます。
メリット
- 自社でホームページを制作することができれば無料で運用することができる
- ホームページを使った集客方法の知識があれば広告費用を抑えられる
- ホームページを持つことで会社の信頼にもつながる
- 建設業をお探しのお客様からのお問い合わせや相談のため、契約につながりやすい
- 営業マンを雇わず、365日お客様にアプローチをしてくれる
デメリット
- 自分で制作する場合は知識と時間が必要になる
- ホームページの制作会社を選ぶのが難しい
- デザイン性に欠ける
- 作っただけでは見てもらえないので問い合わせに繋がらない
- お客様に見てもらうためには上位表示させるためのSEO対策が必要
ランディングページ
ランディングページとは検索やリスティング広告、SNSなどを経由してエンドユーザーが最初に閲覧するページのことです。略してLPとも言われています。
ホームページと異なり、1枚の縦長のページを用意し、エンドユーザーにとって必要な情報を全て掲載し、クリックやタップで他のページに移動することなく、完結するページのことを良い、お問い合わせや見積もり、求人募集へのお申し込みなどに結びつける為に制作することが多いページとなります。
ランディングページを1ページ制作したからといってお問い合わせが増えるわけではなく、ランディングページを見てもらわなければ始まらず、リスティング広告やディスプレイ広告を用いて、見てもらう機会を増やし、集客、お問い合わせ増加を狙います。
メリット
- エンドユーザーが知りたい情報を集約したページを制作
- リスティング広告やディスプレイ広告と相性が良い
- お問い合わせに繋がりやすい
- デザイン性が高い
デメリット
- 制作しただけでは効果がでない
- SEO対策には不向き
- リスティング広告やディスプレイ広告を運営する知識が必要
- 広告費用が高くなる場合がある
SNS
Instagram、Twitter、Facebook、LINEなどのSNSを使った集客方法です。
建設業や会社自体に関心がある方に情報を届けることはもちろんですが、ホームページやポータルサイトとは異なり、建設業を現状では求めていない方へのアピールもすることができるので潜在的な見込みのお客様へアプローチが可能です。
会社の情報発信やブランディングなどで活用されている建設業も多く、これまでの施工実績や会社の特徴、雰囲気なども伝えやすく、お客様とのコミュニケーションツールにもなります。
実際にSNSでお店や業者を探す、または会社の事を調べている方は多く、SNSの強みとしては情報の拡散力で様々な方々に情報を届けることができます。
SNS広告を使わなければ、無料で運用できるため、日々情報を発信したい、施工事例を打ち出したいと考えている会社にはおすすめの集客方法です。
メリット
- 拡散力があるので様々な人に知ってもらえる
- 基本的には無料で運用できる ※SNS広告を使った場合は除く
- リアルタイムで情報の更新が可能
- 写真や動画を使い、会社の雰囲気を知ってもらえる
- 会社のブランディングや信頼にもつながる
デメリット
- 運用方法に知識が必要
- 投稿する内容がないと更新が続かない
- 更新が続かないと不信感につながることもある
- 情報の発信に魅力的な内容にする必要がある
- 思わぬことで炎上するリスクがある
動画制作
特徴
動画を活用することにより、お客様の関心を惹き、印象も残りやすく集客に繋げる為の対策の一つです。
集客を目的として取り組みをされる企業も多くなっています。
建設業・建築業は文章や画像だけで技術や作業内容を伝えることが難しい現状でしたが、動画であれば職人が実際に作業をしているシーンの撮影なども行えますので、お客様にリアルな情報を伝えることができます。
作業風景はもちろん、代表や従業員の紹介やインタビュー、会社のPR動画、採用活用の動画など幅広く対策は可能です。
デメリットもあり、動画内容のクオリティが低く、内容が集約しすぎていると内容が伝わらず、逆に不信感につながってしまう可能性もあります。
また動画を制作したのは良いものの見てもらえなければ意味がない為、ホームページやSNS、Youtube広告などと併用して活用する企業が多いのも特徴です。
メリット
- 目を引きやすい
- 多くの情報を伝えることができる
- 文字や画像より注目を集めやすく、印象に残りやすい
デメリット
- ノウハウがないと制作できない
- 動画自体を見てもらわなければ意味がない
その他
MEO
MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略称でGoogleマップエンジンの最適を行うことで、ローカル検索順位を高め、ユーザーがGoogleマップ上で目的の場所・業者を探しやすくするための集客方法です。
建設業をはじめ、地域型のサービスを展開されている店舗・業者には集客効果が高く発揮されます。
特徴としては、誰でも無料で始められることやGoogleに登録されることにより信頼性にも繋がること、SEO対策による上位表示が困難な中で、MEO対策は正しい情報や日々の更新により、SEO対策より上位表示されやすい傾向があります。
また、近年スマートフォンの普及により、これまで以上にGoogleマップの使用が増加されたので、建設業の集客方法としても十分に集客が期待できます。
ですが、上位表示をさせるのには、やはり日々の更新や時間、正しい知識が必要になります。
口コミ・紹介
施工後のお客様からの口コミや紹介で別のお仕事のご依頼としてつながる集客方法です。
実際に施工されたお客様からの口コミ紹介なので信頼感があり、さらにそこから口コミや紹介をされることもあります。
口コミによる集客は、広告宣伝費の削減につながり、新規顧客やリピーターの獲得にもつながります。
まとめ
建設業界でも様々な集客方法があります。
自社の地域や方向性、お考えに沿った集客方法を活用するのが良いと思います。
また1つだけに絞るのではなく、チラシとホームページやSNSとホームページ等のように複合的にかつ、オンライン・オフラインを合わせながら様々な人に知ってもらい、商圏範囲の中で認知度を高めていくことが必要です。
- 独立したが仕事がほとんどない
- 下請けから元請けとなり、売上・利益を上げたい
- 集客方法がわからない
- リスティング広告から脱却したい
- 相談できる相手や会社がない
株式会社リアライズでは建設業の集客に関する相談を受けております。
集客方法がわからない、仕事を増やしたいとお考えの方はお気軽にご相談下さい。