ホームページ制作でやってはいけない8つの注意点!

2022/01/18
ホームページ制作で気をつけたい8つの注意点!

このような方におすすめの記事

  • これからホームページ・Webサイトを自社で制作する予定
  • 制作会社を外注・依頼する
  • 今のホームページがあまりうまくいっていない...

ホームページ・Webサイトを自社で制作する時や制作会社に外注、依頼する時に気をつけなければ、取り返しがつかなくなってしまう注意点があります。

どう取り返しがつかなくなるかと言うと、

  • ホームページを見てもらえない
  • ホームページから問い合わせがこない
  • 突然、検索順位が下がってしまった
  • ホームページが公開されなくなる

とマーケティングや集客、経営に大きく関わってきます。

今回はホームページやサイト制作で注意したい点を8つに分けて紹介、解説していきます。

企画と設計におけるミスやエラー

ホームページ制作の初期段階で、企画と設計におけるミスやエラーは、後々の運用に大きな影響を及ぼします。
これらのエラーは、しっかりとした計画と明確な目標設定によって避けることができます。

ホームページの目的が不明確であること

ホームページ制作の最初のステップは、その目的を明確にすることです。

目的が不明確なホームページは、訪問者に混乱を与え、結果的に彼らを遠ざけてしまいます。

例えば、商品の販売を目的とするホームページであれば、その目的を明確に伝え、訪問者が求める情報を簡単に見つけられるようにすることが重要です。

ターゲット設定を怠ること

ホームページのターゲット設定を怠ると、その結果は大きな問題を引き起こします。

ターゲットが明確でないと、訪問者に対するメッセージがぼやけ、効果的なコミュニケーションができません。

例えば、若者向けのファッション商品を扱うホームページであれば、そのデザインやコンテンツは若者の興味を引くようにするべきです。

数値目標が明確でないこと

ホームページ制作において、数値目標を設定することは非常に重要です。

これにより、ホームページのパフォーマンスを評価し、改善するための具体的な基準を持つことができます。

一定期間内に訪問者数を何人に増やすか、商品の販売数を何個に増やすかなど、具体的な数値目標を設定することが重要です。

サイト構築におけるミス

ホームページ制作において、サイト構築の段階でのミスは、サイトのパフォーマンスやユーザー体験に大きな影響を及ぼします。
以下に、よくあるミスとその解決策をご紹介します。

無料サーバーや低スペックサーバーの利用

無料サーバーや低スペックのサーバーを利用すると、サイトの表示速度が遅くなったり、セキュリティが低下したりする可能性があります。

これらの問題は、ユーザー体験を損ない、サイトの信頼性を低下させます。

したがって、信頼性の高い有料のサーバーを選択することをおすすめします。

適切でないドメイン選択

ドメイン名は、ユーザーがサイトを覚えやすく、検索しやすいものにすることが重要です。

また、ビジネスやブランドを反映したドメイン名を選ぶことで、信頼性と認知度を高めることができます。

SSL非対応

SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネットの通信を暗号化することです。

SSL非対応のホームページの場合、お問い合わせ時の名前や住所、メールアドレス、場合によってはクレジットカード番号等、重要な情報が盗まれてしまう危険があり、悪用されてしまいます。

SSL対応されているかどうかは
https://to-realize.jp/
とhttpの後に「s」が入っているかどうかになります。

「s」が入っていても「s」が入っていない
http://to-realize.jp/
が表示されるようであれば意味がありません。

リダイレクトして、表示されないようにしましょう。

またブラウザでChromeを用いているようであればSSL非対応のページを見る際、警告画面が出るようになっており、お客様も警告画面が出るページをわざわざ見ないため、アクセス減に繋がります。

SSL対応することでセキュリティ面でも、お客様に安心してホームページを見てもらいましょう。

情報が探しにくいサイト構造

ホームページは 「かっこいいデザインにしたい」 「スタイリッシュにしたい」 とデザインの要望はたくさんあるとおもいます。

しかし、デザインに凝りすぎてしまうと、お客様がどこにどの情報が書かれているかがわからなくなってしまい、見つけることができず、ホームページから離れてしまう、本末転倒になってしまい、集客に結びつかなくなってしまいます。

例えば、表記を全て英語にしてしまうと、デザイン性としてはかっこよく、スタイリッシュに見えますが、お客様の中には英語が読めない方もいるので、ホームページから離脱してしまいます。

お客様がGoogleやYahoo!を用いて検索をして、ホームページを見る理由は知りたい情報があるからです。

どこにどの情報があるのか、誰しもがわかるようなデザインにしましょう。

スマホ非対応

一昔前、ホームページはパソコンで見やすいデザインで制作されていました。

しかし、スマホ・タブレットの普及により、どこでもインターネットに繋ぐことができ、検索をすることができるようになり、スマホ・タブレットにも見やすいデザインで制作する必要があります。

パソコンのみで見やすいデザインを用いてしまった場合、スマホ・タブレットで見るお客様はデザインが崩れてしまっているため、離脱してしまいます。

またGoogleもモバイルファーストインデックスと呼ばれるスマホ対応されているかどうか検索順位に影響すると発表しています。

これまで、Googleのクロール、インデックス、ランキングシステムでは、主にデスクトップ版のコンテンツが使用されてきました。

そのため、その内容がモバイル版と大きく異なる場合、モバイル検索ユーザーに問題が発生する可能性がありました。

モバイルファーストインデックスとは、モバイル版のページをインデックスやランキングに使用し、主にモバイルユーザーが探しているものを見つけやすくすることを意味します。

Google検索セントラル-モバイルファーストインデックス登録に関するおすすめの方法

スマホ対応されているかどうかはモバイルフレンドリーテストのツールを使うことで確認することができるので、一度確認してみましょう。

表示速度が遅い

ページを開いた時になかなか開かず、見るのをやめてしまった経験はありませんか?

ページを開く表示速度が遅いのも注意点の1つになります。

デザインに凝りすぎてしまった結果、表示速度が遅くなってしまい、お客様に見てもらう前に離脱されてしまっては意味がありません。

表示速度にもこだわりましょう。

デザインの失敗例

ホームページのデザインは、訪問者の第一印象を決定づけます。
しかし、デザインには多くの落とし穴があり、以下にその一部をご紹介します。

統一感のないデザイン選択

デザインに統一感がないと、サイト全体がまとまりに欠け、プロフェッショナルさを損ないます。

色彩、フォント、画像など、全ての要素が一貫したテーマに従うことで、訪問者に安心感を与え、ブランドイメージを強化します。

Flashの使用

Flashは、セキュリティの問題や非対応のデバイスが多いため、現在ではほとんど使用されていません。

代わりに、HTML5やCSS3、JavaScriptなどの技術を使用して、動的なコンテンツを作成することをおすすめします。

ターゲットを考慮しないデザイン

デザインは、ターゲットとなるユーザーを考慮して作成する必要があります。

例えば、若者向けのサイトであれば、トレンドを取り入れたポップなデザインが効果的です。

一方、ビジネス向けのサイトであれば、シンプルで洗練されたデザインが適しています。

コンテンツ作成の注意点

ホームページのコンテンツは、訪問者に価値を提供し、サイトの目的を達成するための重要な要素です。

しかし、コンテンツ作成には注意が必要で、以下にその一部をご紹介します。

コピー&ペーストによるコンテンツ作成

他のサイトからのコピー&ペーストによるコンテンツ作成は、SEOに悪影響を及ぼすだけでなく、著作権侵害にもなります。

オリジナルのコンテンツを作成することで、訪問者に価値を提供し、サイトの信頼性を高めることができます。

信頼性の低い情報の掲載

信頼性の低い情報を掲載すると、訪問者の信頼を失い、サイトの評価を下げる可能性があります。

情報の出典を明記し、信頼できる情報源から情報を得ることが重要です。

適切なリンクの使用の重要性

リンクは、訪問者を関連する情報に導き、サイト内の他のページへの訪問を促します。

しかし、関連性のないリンクや壊れたリンクは、ユーザー体験を損ないます。

古いまたは誤った情報の掲載

いくら情報を見つけやすいデザインであっても、情報が古いとお客様からの信用性がなくなってしまいます。

お客様より「ホームページの〇〇を見て、問い合わせをしました。」とお問い合わせ時に言われた場合、その情報が古く、間違っていた場合、「その情報は誤りで、今は△△です。」と伝えるしかなく、信用性はなくなり、機会損失に繋がってしまいます。

更新されない情報とはして営業時間や定休日、料金などが多く見受けられます。

正しい最新情報の掲載を行うことが大切なポイントです。日々見直しをしていきましょう。

SEO対策の注意点

SEO対策は、ホームページの検索エンジンでの順位を上げるために重要な要素です。

しかし、間違った方法で行うと、逆に順位を下げる可能性があります。

以下に、注意すべき点をいくつかご紹介します。

不正な外部リンクの使用

外部リンクは、サイトの信頼性を高めるために重要ですが、不正なリンクを使用すると、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。

信頼性の高いサイトからの自然なリンクを得ることが、SEO対策には最も効果的です。

関連性のないキーワードの使用

関連性のないキーワードを無理に使用すると、ユーザー体験を損ない、検索エンジンからの評価も下がります。

コンテンツに自然に組み込まれ、ユーザーが求める情報に直結するキーワードの使用が重要です。

重複コンテンツの作成

同じ内容のページを複数作成すると、検索エンジンからの評価が分散してしまいます。

また、ユーザーにとっても混乱を招く可能性があります。

オリジナルで価値のあるコンテンツを一つずつ作成することが、SEO対策には効果的です。

不適切なSEO対策

ホームページやコンテンツがGoogleやYahoo!の検索結果の上位に表示されるように制作をすることをSEO対策と言います。

一昔前は上位表示するのに有効だったSEO対策が今ではブラックハットSEOと呼ばれるペナルティをもらってしまう施策の場合があります。

  • キーワードを不自然に詰め込んだ文章
  • 背景色と文字色を同色にしてキーワードを隠す
  • コピーコンテンツ
  • 外部リンクの購入

ブラックハットSEOの施策で検索エンジンよりペナルティをもらい、最悪の場合、検索結果に表示されなくなる場合もあります。

SEO対策はお客様に正しい情報をわかりやすく、伝えられるかどうかで効果が変わります。

価値のあるページを制作しましょう。

運用・保守における注意点

ホームページの運用・保守は、サイトの信頼性と利便性を維持するために重要な要素です。

しかし、適切な対策を怠ると、サイトの評価を下げる可能性があります。

以下に、注意すべき点をいくつかご紹介します。

セキュリティ対策の怠慢

セキュリティ対策を怠ると、サイトがハッキングの対象となり、ユーザーの情報が漏洩する可能性があります。

定期的なセキュリティチェックと、必要なセキュリティ更新を行うことが重要です。

更新や運営の放置

ホームページは制作したら終わりではなく、運営、運用、管理していかなければ、集客に結びつきません。

上記で説明したような、情報の更新やブログなどで記事を追加していかなければ、検索上位に表示されることもありません。

毎日の更新は難しいと思いますが、ホームページを育てていくような感覚で、逐一で情報の見直し、ブログの更新をおこない、集客に強いホームページを制作しましょう。

マニュアル化しない運用方法

運用方法をマニュアル化しないと、運用担当者が変わった時に、運用の方法が一貫しなくなる可能性があります。

運用方法を明確にし、マニュアル化することで、一貫した運用が可能となります。

デジタル著作権に対する認識

デジタル著作権は、インターネット上での情報の取り扱いにおいて重要な要素となります。

しかし、この著作権を侵害する行為は、法的な問題を引き起こす可能性があります。

著作権の侵害

コンテンツやブログ等を新しく追加する際、他のホームページやブログから文章や画像をコピー、拝借して利用いませんか?

著作権の侵害に繋がります。絶対に止めましょう。

トラブルを防ぐためにも文章はオリジナルで考え、画像は自分で撮影した画像や制作した画像、フリー素材を使いましょう。

まとめ

ホームページ制作の注意点に関していかがだったでしょうか。

ホームページを制作する目的やターゲット、サービス、業務内容で注意点は異なってきますが、当てはまっていても遅くはありません。

今のホームページを1つ1つ見直して、お客様に安全で見やすく、わかりやすい、集客に繋がるホームページを制作しましょう!

  • ホームページの制作方法がわからない...
  • 注意点を解消するのが難しそう...
  • 今のホームページは反響がない...
  • 集客したいが、どうすればいいかわからない...

と悩まれている方や企業の代表者様、担当者は一度、株式会社リアライズにご相談下さい。

ホームページ制作、リニューアルの相談を無料で受け付けています。お気軽にご相談ください。

株式会社リアライズ

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SEO対策に必要な機能や設定がされたホームページを制作しており、多種多様な業種のホームページ制作実績が1,000社以上あります。
SEO検定1級やライティング検定1級、ウェブ解析士などの資格取得者が在籍し、集客・求人に関する課題を解決しています。

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