ブラックハットSEOとは?ホワイトハットSEOとの違いや方法について紹介・解説!
- ブラックハットSEOとは?
- ブラックハットSEOとホワイトSEO対策の違いは?
- 自社のサイトがなかなか上位表示されない...
SEO対策はブラックハットSEOとホワイトハットSEOの2つの対策方法があります。
ブラックハットSEOとは一言でいえば、検索エンジンのアルゴリズムの裏をかいて不正に順位を上げる手法になります。
現在はホワイトハットSEOといって、検索ガイドラインやアルゴリズムにそって順位を上げる手法が主流ですが、Googleの検索エンジンの精度が低かった時代はブラックハットSEOを用いて上位表示させることが流行っていました。
現在、ブラックハットSEOは効果がないと言われていますが、名残が残っており、最悪の場合、検索エンジンからペナルティを受けてしまう事態になります。
今回はペナルティを受けないよう、ブラックハットSEOについて解説していきます。
目次
ブラックハットSEOとは?
ブラックハットSEOとは低品質なコンテンツやページをGoogleのウェブマスター向けガイドラインに反し、アルゴリズムの裏をかいて、インデックスさせ、不正に上位表示させる手法、スパム行為を指します。
Googleは検索ユーザーのためになるコンテンツを上位表示させようとします。
しかし、検索エンジンの制度が低かった頃はブラックハットSEOを用いて、上位表示させることが簡易的に可能でした。
現在でも効果はある?
結論、現在、効果はありません。ペナルティを受けます。
ペンギンアップデートやパンダアップデートを繰り返し、検索エンジンの精度が上がるにつれて、ブラックハットSEOの効果はなくなっていき、現在では手動でペナルティを受け、検索順位が下がり、最悪の場合は検索エンジンに表示もされないということもあります。
ただ、ブラックハットSEOを用いて上位表示させようとする悪質な行為を行う方や業者は今でもあります。
ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いは?
ブラックハットSEOに対して、ウェブマスター向けガイドラインに沿った形でGoogleが推奨する上位表示させる方法を用いることをホワイトSEOといいます。
サイト、コンテンツ、ページを技術面、内容面から検索ユーザーのために最適化させて、上位表示させます。
検索ユーザーの悩みを解決できている内容になっているか、自然なリンクを獲得しているか等です。
現在運営しているサイトがブラックハットSEOの手法が用いられていないか、ウェブマスター向けガイドラインに沿って、制作されているかを確認し、検索ユーザーのためになるサイトを運営しましょう。
ブラックハットSEOの手法
ブラックハットSEOを防ぐためにどのような手法があるのかを紹介します。
隠しテキスト・隠しリンク
隠しテキストとはページを見ているユーザーに対して、フォントの色を背景と同色、または極端に小さくして、読めないようにしながらも、検索エンジンには読み取れるようにする手法です。
ユーザーには見せたくない情報だが、上位表示させたいキーワードがある場合に使われます。
またリンクも同じことが言え、背景と同色にしたり、画像のごく一部をリンクにしたりし、見た目ではリンクとわからないようにする手法です。
隠しテキスト、隠しリンクともに現在ではペナルティを受ける可能性があるので気をつけましょう。
Google の検索結果でのランキングを操作するためにコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを含めることは、偽装行為と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。
Google検索セントラル-隠しテキストと隠しリンク
ワードサラダ
ワードサラダは上位表示させたいキーワードを文章中に大量に詰め込み、不自然で読みにくい文章で制作することです。
検索エンジンがテキストを読み込む制度が低い時代に流行し、コンピュータやツールなどで自動生成されているため、人間が読むと読みにくく、内容が伝わらない場合が多くありました。
現在では検索エンジンも文章を読み込むことができるようになってきているため、通用せず、ペナルティの対象になります。
自動生成されたコンテンツ(「自動生成コンテンツ」とも呼ばれる)は、プログラムによって生成されたコンテンツです。Google は、検索ランキングを操作することを目的としている、ユーザーの役に立たないこうしたコンテンツに対し、措置を取ることがあります。
Google検索セントラル-自動生成されたコンテンツ
コピーコンテンツ
ページやコンテンツを増やすことはSEO対策上、有効といえますが、増やす際、他のサイトの内容をコピーしてそのまま使用したり、語尾だけを変更して、コンテンツに貼り付けたりする行為はブラックハットSEOに該当します。
引用や著作権情報を記載すれば、問題はありませんが、無断で使用するのはやめ、独自性のあるページを制作しましょう。
高品質のソースからのものであるとしても、無断で複製しただけのコンテンツは、サイトで他の役立つサービスやコンテンツを提供しない限り、ユーザーに付加価値を提供するとはいえません。
場合によっては、著作権侵害にあたるおそれもあります。
他のサイトと差別化する独自のコンテンツを作成するために時間を使う方が有意義です。
Google検索セントラル-無断複製されたコンテンツ
クローキング
クローキングとはユーザーと検索エンジンに対して、別々の内容を読み取らせる行為のことです。
ユーザーにはユーザーの為になるようなページを用意、アクセスしてもらい、検索エンジンのクローラーがきたときにはSEO対策に特化したページを用意し、読み取ってもらうということです。
ユーザーと検索エンジンが好むページが一致しないことから生み出された手法になります。
クローキングは、Google ユーザーに予想外の結果をもたらすため、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反していると見なされます。
Google検索セントラル-クローキング
外部リンクを購入
以前、被リンク数が多ければ多いほど、信頼性が増し、上位表示されやすいことがありました。
それを逆手に取り、リンクを販売する会社が多くなり、リンクを購入して、質の悪いサイトや関係性の低いサイトから大量に被リンクを増やす手法が流行しました。
しかし、現在はペナルティ対象になっています。
被リンク数を増やすことはSEO対策上、必要なことです。
リンクを購入することはやめ、自然な被リンクを貼ってもらえるような、コンテンツ、ページを制作しましょう。
一部のSEOやウェブサイトの所有者は、リンクの品質、ソース、自分のサイトに与える長期的な影響を無視して、PageRank を転送するリンクの売買を行っています。PageRank を転送するリンクの売買は、Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に対する違反となり、検索結果におけるサイトのランキングに悪影響を与える可能性があります。
Google検索セントラル-有料リンク
リンクファーム
2つのサイトをお互いにリンクし合うことを相互リンクと呼び、相互リンクを過剰におこなったり、リンク目的のみでおこなったりする手法をリンクファームと呼びます。
また、あるサイトに登録するとそのサイトに登録されているサイト全てからリンクを得られる仕組みのことを言う場合もあります。
リンク購入と同様、被リンクを増やすためにサイト運営者や担当者が簡易的に被リンクを得られために流行した手法です。
通常の相互リンクは問題ありませんが、リンク集のページを設けて、被リンク目的の相互リンクを過剰におこなうようなことは止めましょう。
PageRankやGoogle検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクは、リンクプログラムの一部と見なされることがあり、Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。
Google検索セントラル-リンク プログラム
まとめ
誰しもが利益や目的達成のために上位表示をさせようと、様々な施策をおこなっていますが、検索ユーザーの為になるコンテンツ、ページを制作しなければ、上位表示されません。
ブラックハットSEOは検索ユーザーを欺くような手法になり、Googleからはペナルティを受けるような行為に該当します。
ブラックハットSEOを用いるようなことは絶対に止めましょう。
また以前、ブラックハットSEOを以前やってしまっており、上位表示されない、もしくは該当するのではないかと悩んでいる方は株式会社リアライズにご相談ください。
Webコンサルティングとして無料相談をおこなっています。お気軽にお問い合わせください。
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