モバイルフレンドリーとは?
- ホームページのスマフォ対応に悩んでいる...
- ホームページ制作の自分で考えている...
- SEO対策に悩んでいる...
皆様のホームページ、Webサイトはスマートフォン対応されていますか?
世界中でスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を利用する人が多くなり、スマフォからのアクセス・閲覧が増加したため、2015年4月21日にGoogleが実装したのがモバイルフレンドリーです。
今回はなぜモバイルフレンドリーが必要になったのか、自身のWebサイトはスマホ対応できているのか調べる方法などを紹介します。
目次
- 1.モバイルフレンドリーとは?
- 2.モバイルフレンドリーの必要性
- -1.スマフォからのアクセス増加
- -2.SEO対策に必要
- -3.ユーザーのために
- 3.確認ツール
- 4.モバイルフレンドリーに対応する方法
- -1.レスポンシブWebデザイン
- -2.ダイナミックサービング
- -3.セパレートタイプ
- 5.まとめ
モバイルフレンドリーとは?
モバイルフレンドリーとはスマフォのアクセス増加に伴い、2015年4月21日にGoogleが実施したアルゴリズムのアップデートのことです。
スマフォ対応・モバイル対応しているWebサイトの順位を引き上げ、対応していないサイトの順位を下げるアップデートです。
サイトがモバイルフレンドリーかどうかをモバイル検索でのランキング要素の一つとして使用し始めました。
この 5 月からは、当該ランキング要素の効果を高めるアルゴリズムのアップデートを段階的におこなっていきます。
このアップデートにより、モバイルでも見やすいページが検索結果でさらに多く表示されるようになります。
Google検索セントラル-ウェブをさらにモバイルフレンドリーにするための取り組み
モバイルフレンドリーの必要性
スマフォからのアクセス増加
このご時世、パソコンよりスマフォからのアクセスが多くなり、スマフォでも読みやすいサイトではないとユーザーも離脱してしまいます。
・「スマホ」でのインターネット利用者は前回調査から増加し、全体の97%。「PC」での利用者も46%と前回調査(43%)から増加した。
LINE-インターネットの利用環境 定点調査(2021年下期)
・「スマホとPC」の併用は46%で、「PCのみ」での利用者は減少し、1%となった。
・構成比としての最多は「スマホのみ」での利用者で、52%と前回調査(53%)より微減した。
・スマホ、PCでのインターネット利用なしは、全体の2%となった。
そのため、パソコン、タブレット、スマフォなどどのようなデバイスでも見やすいサイト、ページが必要になります。
SEO対策に必要
2015年にモバイルフレンドリーアップデートがおこなわれたことで、モバイルフレンドリー対応しているサイト・ページはGoogleの掲載順位が引き上げられています。
モバイルフレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。
Google検索セントラル-モバイルフレンドリーアップデートを開始します
また2018年3月にはMFI(モバイルファーストインデックス)と呼ばれる、パソコンに代わってスマフォサイトがインデックスされるようになりました。
モバイルフレンドリーをしていないサイトはSEO対策にも弱く、順位の上昇が見込めないため、モバイルフレンドリー対応しているサイトを用意する必要があります。
ユーザーのために
スマフォの画面はパソコンに比べ、小さいため、パソコン版しか対応していないサイトをみると、ズームやスライドを駆使して、見なければなりません。
そのため、読むのを途中で諦めてしまい、サイトやページから離脱されてしまいます。(ユーザビリティの欠如)
サイトやページの目的にもよりますが、離脱されてしまってはコンバージョン(サイトの目的)につながる可能性も低くなります。
アクセスをしてくれるユーザーにとって快適で見やすいサイト、ページにするためにもモバイルフレンドリー対応しましょう。
①中央にある検索ボックスにリンクを貼り付けます
②検索ボックスの下にある、”URLをテスト””をクリック。(公開URLをテストしています。この処理には1~2分かかる場合があります。と表示されます)
③モバイルフレンドリーであれば、画面中央に緑色で囲まれたレ点チェックで 「このページはモバイルフレンドリーです」 の記述下部に 「このページは、モバイルデバイスでの使い勝手に優れています」 と表示されます。
モバイルフレンドリーに対応されていない場合は、下記のようなエラーが表示されます。
- ビューポート設定がされていません
- テキスト小さすぎて読めません
- クリック要素が近すぎます
- コンテンツの幅が画面を超えています。
- Flashなどのサポート終了しているプラグインが使用されています
このような表示が出ていたら、該当する内容を改善する必要があります。
モバイルフレンドリーに対応する方法
では、モバイルフレンドリーにどのように対応する方法があるのでしょうか。
ここではおすすめの対応方法をご紹介します。
レスポンシブWebデザイン
レスポンシブWebデザインとはパソコンやタブレット、スマフォなどアクセスするユーザーのデバイスごとに自動的にレイアウトや画面の幅に合わせて、最適化したWebサイトを表示できるデザインになります。
1つのURLで対応することができ、サイトやページの更新もデバイス関係なく、一括で更新、管理をおこなうことができるため、管理や情報整理しやすいのが特徴です。
また、Googleからも推奨されているデザインになります。
ダイナミックサービング
ダイナミックサービングとは1つのURLに対してパソコン版とスマフォ版の2つのHTMLを用意し、ユーザーがアクセスした時にデバイスによって自動的に切り替える方法です。
Android用、iPhone用など、さらに細かく個別にHTMLを切り分けることも可能です。
レスポンシブデザインとの違いは配信の仕組みのみが異なります。
セパレートタイプ
セパレートタイプはパソコンとスマフォのURLを分ける方法です。
https://sp.to-realize.jp/
上記のように「sp」などをつけて、パソコンとスマフォ版のURLを分けて、「スマートフォン版はこちら」「パソコン版はこちら」のように誘導します。
URLが2つになるため、パソコン版を更新したからといって、スマフォ版は更新されなかったり、被リンクが分散されてしまったりと管理に時間を要します。
まとめ
今回はモバイルフレンドリーについて説明して参りました。
現状でもこれだけ多くの方がスマフォを使用しインターネットを使用している時代です。
だからこそ、Webサイトを制作する際にはスマフォユーザーが快適にアクセスでき、見やすいサイトを制作するように心がけましょう。
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