ホームページリニューアルでドメインをそのまま使用する時の注意点・メリット

2021/11/22
ホームページリニューアルでドメインをそのまま使用する時の注意点・メリット
  • ホームページのリニューアルを考えている...
  • 今のドメインをそのまま移管できないか...
  • 今のホームページに反響がない...
  • 相談する相手や制作会社・管理会社がない...

ホームページのリニューアルに際し、お客様からよく寄せられる質問が

「現在のドメインを使ってホームページをリニューアルできますか?」
「ドメインを変更した方が良いのでしょうか?」

といったものです。

今回は、ホームページをリニューアルするケースで、

・ドメインはそのまま利用するのが良いのか?
・ドメインをそのまま使うことによるメリットは何か?
・ドメインを変更した方が良い場合はどのようなケースか?

以下の点についてご紹介・解説します。

この記事をざっくり言うと...

  • ホームページリニューアル時にはドメインの引き継ぎがSEO対策や時間効率にメリットである
  • 旧ドメインのURLやメールアドレスの継続使用が可能であるため、名刺やチラシの変更の手間を省ける
  • SEO上の利点として、「ドメインパワー」や「被リンク」の継続が可能である
  • 社名の変更や法人化が行われた場合には注意が必要である
  • 事業内容が大きく変わるときも新ドメインの取得を検討すべきである

ドメインはそのまま引き継いで移管するほうが良い

結論から申し上げますと、ホームページのリニューアルの際は、ドメインをそのまま引き継いだ方がメリットが大きいと言えます。

ホームページ制作会社を変更したり、サーバーを変えたりした場合でも、ドメインの引き継ぎは可能です。

したがって、できるだけドメインは移管し、その上でリニューアル作業を行った方が良いでしょう。

さらに、引き継いだドメインを使えば、これまで利用していたメールも続けて活用することが可能です。

ドメインをそのまま引き継ぐことによってのメリット

それでは、ホームページをリニューアルする際、ドメインをそのまま引き継ぐことのメリットについて見ていきましょう。

URLやメールアドレスをそのまま使用することができる

ドメインをそのまま引き継ぐと、これまでのホームページのURLを変える必要がないため、名刺やチラシ、ポータルサイトに掲載されているURLを変更する手間がありません。

その結果、取引先への通知なども不要になります。

また、メールアドレスも変更しないため、メールアドレス変更のお知らせを送る手間も節約できます。

ドメインパワーを継続することができる

ドメインをそのまま継続することで、ドメインパワーと呼ばれる、ドメインの運用歴や評価を蓄積した"力"も引き継げます。

ドメインパワーが高いほど、SEOに有利な影響があるとされています。

新しいドメインに変更した場合は、このドメインパワーがリセットされ、SEO的に不利となる可能性があります。

被リンクも継続することができる

ドメインパワー同様、SEOに影響を与える被リンクも継続できます。

他のポータルサイトやブログ、SNSなどからのリンク(被リンク)の効果がそのまま続くため、SEOへの影響が低減されます。

ツールの再設定が必要ない

Googleアナリティクス、サーチコンソール、タグマネージャーなどのツールの設定を変更する必要がありません。

これらのツールはそのまま引き続き使用できます。

ドメインを継続する際の注意点

ドメインを継続することによるメリットについては既にご理解いただけたかと思います。

しかし、注意すべき点や、変更すべき状況も存在します。

引き継ぎが不可能な場合

元のホームページ制作会社の方針により、ドメインの引き継ぎが許可されないケースがあります。

その場合、同一のドメインでのホームページリニューアルは難しくなる可能性があります。

社名変更や法人化があった

元々のドメイン名に旧社名や法人化前の社名が含まれている場合、ドメインの変更を検討すべきです。

例えば、「AB建設(使用ドメイン:abkensetsu.com)」から「リアライズ建設株式会社」へと大きく社名が変わったケースでは、旧ドメインと新しい会社名の間に共通点がなくなります。

ドメインとホームページの内容が大きく異なると、SEOに悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

事業変更した

事業内容が変わった場合、それまで獲得した被リンクの性質が前の事業に関連したものであるため、新しい事業のSEOへの影響がある可能性があります。

例えば、飲食店から健康業に転換する場合、既存の被リンクが飲食に関連するものであるため、その評価は健康業にとって無関係となります。

その結果、新しい事業領域での上位表示は難しくなる可能性があります。

まとめ

ホームページのリニューアルを考える際、目的に応じてドメインをそのままにすることが、SEOや時間効率を考えるとメリットとなることが多いです。

ただし、社名の変更や法人化、事業の転換などがあった場合は、新たにドメインを取得することをお勧めします。

株式会社リアライズでは、既存のドメインを活用してのホームページリニューアルはもちろん、新たに作成するサービスも提供しています。

集客やSEO、ホームページに関する悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

株式会社リアライズ

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SEO対策に必要な機能や設定がされたホームページを制作しており、多種多様な業種のホームページ制作実績が1,000社以上あります。
SEO検定1級やライティング検定1級、ウェブ解析士などの資格取得者が在籍し、集客・求人に関する課題を解決しています。

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