SEO対策におすすめなパーマリンクの決め方とは?ブログ初心者必見!
- パーマリンクとは?
- ブログ記事のパーマリンク(URL)を特に設定していない...
- パーマリンク(URL)の決め方がわからない...
- ブログを書いていても上位に表示されない...
ブログを日々更新していると、
「パーマリンクは特別に設定せず日付のまま」
「パーマリンクって一体何?」
「狙ったキーワードで上位表示ができない」
という悩みが生じます。
そこで今回は、そういった問題を解決するためのパーマリンクの決め方とその注意点について解説します。
パーマリンクの設定の違いとその理由、活用法を理解して、ブログ運営に活かしていきましょう。
この記事をざっくり言うと...
- SEO対策に最適なパーマリンク設定は、Googleが推奨する方法を採用する
- ユーザーが理解しやすく、記事内容に関連した単語をパーマリンクに含めることが重要である
- パーマリンク設定は英語表記が望ましい
- 一度設定したパーマリンクは変更しないことが推奨されている
- パーマリンク設定の適切な理解と活用は、ブログ運営における重要な要素である
目次
- 1.結論
- 2.そもそもパーマリンクとは?
- 3.SEOに最適なパーマリンクの決め方
- -1.わかりやすいパーマリンクを
- -2.記事に関係する内容を
- -3.英語で表記
- -4.区切り記号を使う
- 4.注意点
- -1.同一のものは設定できない
- -2.設定後の変更はNG
- 5.まとめ
結論
結論からお伝えするとパーマリンクの決め方、注意点は以下の4点になります。
- ユーザーが理解しやすい形式のパーマリンクを設定する
- 英語表記での設定が望ましい
- SEO対策に効果的な形式を用いる
- 一度設定したパーマリンクは後から変更しない
これらの要点について、詳細に解説します。
そもそもパーマリンクとは?
パーマリンクは、「パーマネント」(permanent)と「リンク」(link)という語を組み合わせた造語で、恒久的、不変的、永続的なリンクを意味します。
これは、ページやブログ記事を投稿した際に設定されるURLのことを指します。
この記事のパーマリンクは例えば、
https://to-realize.jp/hp/column/permalink/
の「/permalink/」の部分となり、記事のカテゴリーや内容に応じて設定します。
パーマリンクはWeb上の住所のようなもので、同じ言葉やフレーズを設定することはできません。
パーマリンクを設定せずにブログを公開すると、
https://to-realize.jp/hp/column/20210423/
https://to-realize.jp/hp/column/SEOに強くなる!ブログ記事のパーマリンク(URL)の決め方!/
など、作成するホームページの制作ツールの設定によりますが、WordPressなどでは日付やページタイトルが自動的に出力されることが多いです。
ただし、これらの設定でも問題ないと思われるかもしれませんが、SEO対策に最適な設定方法が存在します。
そこで次に、その理由と設定方法について解説します。
SEOに最適なパーマリンクの決め方
わかりやすいパーマリンクを
SEO対策に最適なパーマリンクとは、Googleが推奨する設定方法のことを指します。
Google検索セントラルによれば
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
Google検索セントラル-シンプルな URL 構造を維持する
つまり、ユーザーにとって理解しやすい、わかりやすいパーマリンクを設定することが重要です。
例えば、
https://to-realize.jp/hp/column/20210423/
という日付のパーマリンクでは、一見してどのような記事内容か全くわからないため、ユーザーにとっては理解しにくいと言えます。
さらに、「出来る限りシンプルに」との指示があるため、
https://to-realize.jp/hp/column/seopermalinknokimekata/
のように単に長いだけのURLも、ユーザーにとってはわかりにくく、読みづらいため、注意が必要です。
記事に関係する内容を
ブログや記事の名前、内容に関連した単語を設定しましょう。
この記事はパーマリンクの設定方法についてなので、「/permalink/」としました。
しかし、SEOに関する記事であれば「/seo/」、上記のGoogle検索セントラルを例にすると、航空機に関する記事なら「/aviation/」のように、内容に関連した単語を含めて設定することが好ましいです。
英単語で表記
「https://to-realize.jp/hp/column/SEOに強くなる!ブログ記事のパーマリンク(URL)の決め方!」
のような日本語のURLが理解しやすいのではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かにユーザーにとっては日本語の表記は理解しやすいです。
しかし、一見すると日本語で表示されているURLですが、実際には
https://to-realize.jp/hp/column/seo%e3%81%ab%e5%bc%b7%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%af%ef%bc%88url%ef%bc%89%e3%81%ae%e6%b1%ba%e3%82%81%e6%96%b9%ef%bc%81/
のような、読解不能な文字列に変換されるのです。
日本語はピュニコード(Punycode)という形式で表現され、SNSなどでシェアすると上記のようなパーマリンクを含んだURLに変換されます。
その結果、ユーザーから「怪しいサイトではないか?」と疑われ、クリックされず、記事が読まれない可能性があります。
インターネットは全世界からアクセス可能であり、Googleもアメリカの企業です。
対象ユーザーが日本にいても、読みやすさや理解しやすさを保つために英単語の使用をおすすめします。
区切り記号を使う
パーマリンクは短く、わかりやすいものが最適であるという点を理解していただけたと思いますが、必要に応じて長くなる場合もあります。
その際は、ハイフン (-) を使用して単語の区切りを示すとよいでしょう。
URLでは区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア (_) ではなくハイフン (-) を使用することをおすすめします。
Google検索セントラル-シンプルな URL 構造を維持する
例えば、以下のようにパーマリンクを設定したとします。
https://to-realize.jp/hp/column/howtopermalink/
しかし、ここで/howtopermalink/部分が読みにくいと感じ、内容が理解しにくいというユーザーが現れる可能性があります。
このような場合、
/how-to-permalink/
といった形で、単語ごとに区切ることにより、読みやすさが向上し、ユーザーが理解しやすくなります。
注意点
同一のものは設定できない
同じ単語やフレーズを使ったパーマリンクは作れないので注意が必要です。
以前に設定したことを忘れ、再設定しようとすると困惑することもあります。
そんな時は、設定したいURLをパーマリンクとして入力し、一度検索してみてください。
すでに設定されている場合、該当のページが表示されます。
設定後の変更はNG
また、一度設定したパーマリンクを後で変更することは推奨しません。
パーマリンクを変更すると、URLが変わり、その記事にリンクを貼っていた他のサイトからの被リンクが切れ、ユーザーがアクセスできなくなってしまいます。
さらに、被リンク効果がなくなり、評価もリセットされてしまい、SEOの観点から見てもメリットはありません。
もしパーマリンクを変更する必要が生じた場合は、必ずリダイレクト設定を行いましょう。
まとめ
パーマリンクを初期設定のままにしておくと最適化とは言えません。
ユーザーにとってもSEO対策にとっても有益な効果を生み出すためには、少しの手間をかけて自分だけのルールを決め、読みやすく理解しやすいパーマリンクを設定することが重要です。