造園業・植木屋・庭師の集客方法について徹底解説!
- 仕事の依頼が増えない…
- 集客方法が分からない…
- ホームページやネットに詳しくない…
- 売上が伸び悩んで困っている…
- 集客の相談ができる相手や企業が見つからない…
造園業・植木屋・庭師造園業に携わる方々の中には、上記のような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
近年、インターネットの普及や競合会社の増加により、仕事の依頼が思うように増えず、利益が伸び悩んでいる造園業者の方も少なくありません。
インターネットが普及する前は、チラシや雑誌、訪問営業などが一般的な集客方法でした。
しかし、現在は個人でもホームページやSNSなどを通じて自社の強みや特徴をアピールできる時代になりました。
それでも、現在の市場においては、「どうすれば集客できるのか分からない」「集客につながっていない」と悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は、チラシや訪問営業、ホームページ、SNSなど、造園業に適した集客方法をまとめ、詳しく解説します。
目次
- 1.チラシ・ポスティング
- 2.訪問営業・テレアポ
- 3.ホームページ制作
- 4.ランディングページ制作
- 5.ポータルサイト・見積もりサイト
- 6.SNS
- 7.動画制作
- 8.その他
- 9.まとめ
チラシ・ポスティング
特徴
新聞の折込チラシや、ポスティング業者を通じて直接住宅のポストへ配布する集客方法です。
木の伐採や剪定、造園を検討している方、または、造園業の会社を探している方に対し、直接自社の強みやサービス内容、料金などを伝えられるため、効果的な集客方法となり得ます。
また、直接手渡しすることで親近感や信頼を築く可能性もあります。
ただし、現状ではチラシの反響率は低下傾向にあり、0.01~0.3%程度と言われています。
つまり、10,000枚配布しても1人からの反応が得られる程度となっています。
メリット
- 手にとってもらいやすい
- 商圏範囲にお住まいの方に情報を知ってもらえる
- 年配の方には見てもらいやすい
- 手元に保管ができる
デメリット
- 新聞やチラシを見ない人にはアプローチができない
- チラシの内容やデザインで反響が大きく変わる
- 制作費や配布する人件費が発生する
- 管理会社や住民の方からクレームが入る可能性がある
- 紙広告よりもネットで探す方が多くなっている
訪問営業・テレアポ
特徴
訪問営業は、営業マンが直接お客様を訪問し、伐採や剪定などの造園業務を提案する手法です。
テレアポの場合は、まず電話でアポイントメントを取り、その後にお客様のもとを訪れます。
訪問営業やテレアポでは、直接対面して自社の強みを伝えられるほか、信頼関係の構築が期待できます。
また、お客様の悩みやニーズを直接伺うことができ、表情や感情を通じて対話が可能となります。
しかし、訪問営業やテレアポにはデメリットも存在します。効率の悪さが挙げられます。
どれだけお客様と話が弾んでも、サービスを必要とするタイミングでなかったり、決裁者でなかったりすると、その場での契約は難しいでしょう。
さらに、営業マンの人柄や技量が大きく影響します。
特に訪問営業では、一軒ずつ訪問するため、お客様が不在だったり、応対してもらえない場合もあります。
このため、営業マンの負担が大きくなります。
メリット
- 地域に密着して対応できる
- 深い内容の説明が可能
- お客様の悩みを直接お聞きできる
- お客様とお会いするので信頼関係が築きやすい
デメリット
- 営業マンやテレアポの求人採用をする必要がある
- 印象が良くない
- 営業マンの力量によるので非効率の場合がある
- その場でご契約になる可能性が少ない
- 決済者でない可能性がある
ホームページ制作
ホームページは、自社の看板としてWeb上に展開し、訪れた方々の興味を引き、お問い合わせにつなげる集客方法となります。
現在は、インターネットの普及に伴い、造園業を含む多くの企業がホームページを持つのは一般的です。
ホームページは、お問い合わせにつながる集客手法の一つでありながら、同時にお客様からの信頼を得る方法でもあります。
会社の強み、コンセプトなど、幅広い情報を無制限にお客様に届けることが可能です。
例えば、自社の強みを明確に理解した上で、お客様が実際に検索しているキーワードを用いて、SEO(検索エンジン最適化)対策を行うことで、以下のようなキーワードを用いて検索結果上位に表示させることができます。
「エリア名」+「造園」
「エリア名」+「造園」+「剪定」
「エリア名」+「植木屋」
ホームページからのお問い合わせは、これらのキーワードを使用して造園業を探しているお客様からのものとなります。
訪問営業とは異なり、ニーズのないお客様に対する営業は少なく、また営業が苦手な方でも契約につながりやすいのが特徴です。
さらに、営業マンを雇う必要がなく、一度ホームページを作成し、ブログやコンテンツの更新、SEO対策を行えば、365日間、継続的にお客様にアプローチし、お問い合わせや相談を受け付けることが可能となります。
メリット
- 自社でホームページ制作が可能であれば無料
- ホームページを使った集客方法の知識があれば広告費用を抑えられる
- ホームページを持つことで会社の信頼にもつながる
- 造園業をお探しのお客様からのお問い合わせや相談のため、ご契約につながりやすい
- 営業マンを雇わず、365日お客様にアプローチをしてくれる
デメリット
- 自分で制作する場合は知識と時間が必要になる
- ホームページの制作会社を選ぶのが難しい
- デザイン性に欠ける
- 制作しただけでは見てもらえず、問い合わせにつながらない
- お客様に見てもらう為には上位表示させる為のSEO対策が必要
ランディングページ制作
特徴
ランディングページ(LP)とは、特定の情報に特化し、お客様からのお問い合わせを増やすことを目的とした縦長のページのことを指します。
造園業を含むさまざまな業種や企業で活用されています。
その理由は、自社が売り出したい強みや推進したい業務内容を掲載することで、お客様が必要な情報を他のページを見ずに確認でき、お問い合わせにつながりやすくなるからです。
一方、通常のホームページでは、お客様自身が探したい情報を見つけるまでに必要な時間があるため、情報を得る前にページから離れてしまうこともあります。
ただし、ランディングページはSEO対策には不向きで、GoogleやYahoo!のリスティング広告やディスプレイ広告、Facebook広告と組み合わせて使用することが多いです。
そのため、ランディングページの制作費に加えて広告費も必要となります。
メリット
- お客様が知りたい情報を集約したページが作れる
- 離脱率が低い
- お問い合わせ(コンバージョン)につながりやすい
- 高いデザイン性を持ち、レイアウトの変更も自由に行える
デメリット
- 直帰率が高い
- 制作に手間と時間がかかる
- 制作費用が高い
- 内容やデザインの改善が必要
- リスティング広告などの広告費用がかかる
ポータルサイト・見積もりサイト
特徴
集客方法として、多くの造園業が掲載されているサイトに登録し、そのサイトに情報を掲載します。
「ポータルサイト」は「入り口」という意味を持ち、お客様が初めて問い合わせを行うための場として理想的なサイトとなります。
見積もりサイトもまた、「入り口」として機能し、お客様が複数の造園業に対して見積もりを依頼することができます。
これらのサイトは、造園業を探しているお客様が依頼や相談を行うために利用しますが、競合業者が多い場合、他社との差別化やブランディングが必要となります。
さらに、ポータルサイトや見積もりサイトでは、複数の造園業から見積もりや相談を受けることができます。
そのため、依頼内容の相場や価格が把握しやすく、費用を比較したいと考えているお客様からの依頼が多いという特徴があります。
しかし、造園業の数が多いほど、良心的な業者もあれば、そうでない業者も存在します。
費用だけで業者を選んでしまい、納得のいく施工が行われないケースもあるため、選択する業者をしっかりと見極めることが重要です。
メリット
- お客様が求めているサービスを提供するため、問い合わせが結びつきやすい
- 一度に複数の業者を見ることができるため、業者を探す手間が省ける
- 複数の業者から情報を得られる
- 相場や価格を比較することが容易
デメリット
- 膨大な数のポータルサイトが存在
- 掲載されている造園業と比較されることになる
- 複数の業者との相見積もりが行われるため、単価が下がる可能性がある
SNS
特徴
Instagram、Twitter、Facebook、LINEといったSNSを用いた集客方法です。
この方法は、造園業を求めているお客様に情報を届けるだけでなく、現時点では造園業に興味のない方々に対してもアピールできるため、潜在的な見込み客へのアプローチが可能となります。
インターネットの普及に伴い、お客様は様々な情報をインターネットから入手できるようになりました。
その流れはSNSにも影響を与え、現在では多くの造園業者がSNSを情報発信ツールやブランディングに活用しています。
SNSは施工実績や会社の特徴、雰囲気を伝えるのに適しており、お客様とのコミュニケーションツールとしても機能します。
また、実際にSNSを通じてお店や業者を探すお客様も多く、SNSの強みとしてはその情報の拡散力が挙げられます。
メリット
- 広範囲な人々に情報を伝えることが可能
- 基本的に無料で運用可能。※SNS広告の利用は除く
- 情報のリアルタイム更新が可能
- 会社のブランディングや信頼度向上につながる
- 写真や動画を投稿することができる
デメリット
- 運用方法についての知識が必要
- 投稿内容がないと更新が止まる
- 更新が止まると不信感を抱かれる可能性がある
- 情報発信は魅力的な内容でなければならない
- 意図しない炎上リスクが存在する
動画制作
動画の活用は、お客様の関心を引き付け、印象に残りやすいため、集客策の一つとして重要性を増しています。
この手法は、特に造園業をはじめとする建築業・建設業でよく見られます。
これらの業界では文章や画像だけでは技術や作業内容の伝達が難しいため、職人が実際に作業をしているシーンを撮影するなど、動画を通してリアルな情報を提供できます。
作業風景はもちろん、代表者や従業員の紹介、インタビュー、会社のPR、採用活動に活用する動画など、多様なアプローチが可能です。
ただし、デメリットも存在します。動画のクオリティが低い、あるいは内容が集約しすぎて伝わりにくい場合、これが逆に不信感を引き起こす可能性もあります。
さらに、動画を制作しただけでは意味がありません。
見てもらわなければならないため、ホームページやSNS、YouTube広告などと併用して活用する企業が多いという特徴があります。
メリット
- 文字や画像よりも注目を集めやすく、目を引きやすい
- 多くの情報を一度に伝えることができる
- 印象に残りやすい
デメリット
- 動画制作のノウハウが必要
- 制作には労力とコストが発生する
- 一定のクオリティがなければ視聴者を最後まで引きつけられない
- 他の集客手法との組み合わせが必要
その他
MEO対策
MEO対策とは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略で、Googleマップエンジンを最適化することでローカル検索順位を上げ、ユーザーがGoogleマップ上で目的の場所や業者を探しやすくする集客方法です。
地域型のサービスを展開している店舗や業者、例えば造園業などでは、MEO対策による集客効果が高く発揮されます。
MEO対策の特徴は、誰でも無料で始められること、Googleに登録することによる信頼性の向上、そしてSEO対策で上位表示を目指す場合に比べて、MEO対策は正確な情報設定と日々の更新により、上位表示が得られやすい傾向にあるという点です。
また、近年のスマートフォンの普及により、Googleマップの使用が大幅に増加したため、造園業の集客方法としてMEO対策は非常に有望です。
しかし、上位表示を維持するためには、日々の更新が必須であり、これには時間と正確な知識が必要となります。
口コミ、紹介
施工後のお客様からの口コミや紹介は、新たな仕事の依頼へと繋がる重要な集客方法です。
施工経験のあるお客様からの口コミや紹介は信頼性が高く、それがさらなる口コミや紹介につながることもあります。
口コミによる集客は、広告宣伝費の削減、新規顧客の獲得、リピーターの増加に寄与します。
また、お客様から頂いた口コミは、現在のサービスの改善点や問題点を見つけるきっかけとなり、サービス向上の参考となります。
実際、口コミを参考にして造園業者を探しているお客様も多いため、この方法は大いに期待できます。
口コミを活用する手段としては、ホームページ、MEO(Googleマップ)、SNS、ポータルサイトなどがあります。
ただし、デメリットとしては、すべての口コミが良いものばかりではないため、悪い口コミが出た場合、それがビジネスに悪影響を及ぼす可能性もあります。
まとめ
自社の地域性や方向性、理念に合わせた集客方法を活用することが推奨されます。
また、一つの手法に絞るのではなく、チラシとホームページ、あるいはSNSとホームページなど、複数の方法を組み合わせて活用することが有効です。
オンラインとオフラインの両方をバランスよく使用し、様々な人々に自社を知ってもらい、商圏範囲内での認知度を高めていくことが重要です。
株式会社リアライズでは、これまでに造園業の集客に関する悩みを、ホームページ制作を通じて解決してきた実績があります。
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