loading=”lazy”の実装方法を解説!
- ホームページの表示速度が遅い
- SEO対策を強化したい
これまでJavaScriptを用いて画像の遅延読み込みを行っていましたが、Google Chromeが「loading="lazy"」をサポートしたことにより、今後はこの方法を用います。
今回は、「loading="lazy"」の使用方法について詳しく解説します。
この記事をざっくり言うと...
- 「loading="lazy"」は画像の遅延読み込みに用いられる
- imgタグやiframeタグに対応可能、YouTubeやGoogle Mapsなどでも利用可能である
- loading属性は「eager」、「auto」も存在し、用途に応じて設定可能である
- 「Core Web Vitals」は2021年に実施され、ページ表示速度を重視する
- 「オフスクリーン画像の遅延読み込み」は「loading="lazy"」を適用することで改善可能である
目次
- 1.実装方法
- 2.SEOとの関係性は?
実装方法
<img src="○○.jp" alt="○○" loading="lazy" width="100" height="100">
imgタグだけでなく、iframeタグにも対応していますので、YouTubeやGoogle Maps等にも「loading="lazy"」を記載することで遅延読み込みを行うことが可能です。
loading属性にはその他にも
- loading=”eager” 遅延を設定せず、従来通りの読み込み方法
- loading=”auto” ブラウザによって遅延するかどうかを判断
があり、用途次第で設定を変更することが可能です。
SEOとの関係性は?
2021年5月に実施された「Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)」では、ページの表示速度が大きく重視されています。
PageSpeed Insightsの評価項目の一つ、「オフスクリーン画像の遅延読み込み」においては、「loading="lazy"」を適用することで改善し、結果的に表示速度も向上します。/p>
自社のウェブサイトやページをPageSpeed Insightsで評価し、「オフスクリーン画像の遅延読み込み」の項目で問題が指摘された場合には、「loading="lazy"」の適用を試みてみてください。
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